routeX

建築資材の配送管理システム「routeX」の構築

運送会社と共同で配送管理システムを企画・提案

routeX画面イメージ

【概要】

建設現場への資材配送管理システムの企画提案・構築

【企業名】
株式会社京都スペーサー様:RC建築の部材メーカーで関東および関⻄を中心に事業展開。
関根エンタープライズ様:幹線・個配まで実施しているが、特に建築資材の配送に強み。

【プロジェクトの期間】2023年1月〜2023年10月

【プロジェクトのスコープ】要件定義~基本・詳細設計、実装、テスト、運用・保守

【参加メンバー】プロジェクトマネージャー、テックリード(技術選定・アーキテクチャ設計、全体設計)、オフショア開発チーム(React/TypeScript/Node.JS)

【課題】

  • 既存システムと連携し、配送完了まで一気通貫でのデータ管理を実現したい
  • 全国展開を見据えて汎用性のあるシステムにしたい
  • システムを荷主(京スペ様)と運送会社(関根様)で構築することで双方にメリットのある仕組みを構築したい

【成果】

  • 受注データ数:6,500件/月 稼動車両数:670台/月(2024年1月時点)
  • 紙で行われていた配送依頼をデータ化し事務作業が激減
  • 基幹システムから連携された配送情報を取り込みTMS上で配車を行う
  • その情報をドライバー端末から参照・更新できるようにして配送状況管理、受領書管理までを実現
routeXシステムイメージ図

プロジェクトの特徴

運送会社様(関根様)とネバーマイルが京都スペーサー様へ共同で提案を行い、実現に至ったプロジェクトです。京都スペーサー様がオーナーの役割を担い、関係者全員が同じ方向を見て進められました。

業務要件が確立されていたこともあり、当社の特徴であるデザインベースでの仕様検討をスムーズに進めることができました。構築期間に限りがあったため、リリース時には外部のパートナーへ委託せず社内でやり切ることで、構築スピードを維持しています。

本プロジェクトのシステムはお客さまの意向でMicrosoft Azureで構築しています。これまでのプロジェクトではAWSがメインだったため、クラウドプラットフォームに関する経験の幅を拡大することにつながりました。

お客さまの声

システムを使っていただいての所感

自動で最適な配送ルートが組まれるため、不慣れなドライバーでも効率的に配送できるようになりました。また、管理者はシステム上でリアルタイムに配送状況を確認できるため、管理が格段にスムーズになりました。

今後の展望

  • 利用ユーザーの拡大
  • データ連携の拡充

プロジェクトメンバー

桑原裕哲(取締役CTO)

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kuwabara

業務要件が確立されていたこともあり、設計開発期間が短い中で良いシステムを構築できました。といっても納期との戦いではあったため、リリース直前には時間と費用を圧縮するために自社で対応仕切る、という力技で乗り越えました。それができたのは、やはり社内にさまざまなプロジェクトでの経験と知見がたまっているからだと思います。

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