Miharu Matsuura

松浦みはる

新しい世界で、もっと翔ける可能性を知る

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プロフィール

デザイナー

松浦 みはる
2023年入社

東京都出身。早稲田大学卒業。新卒で大手家具チェーンに就職し、法人向けの空間デザイン(オフィス・病院・ホテルなど)を担当。二級建築士・インテリアコーディネーターの資格取得。デザインの幅を広げるべく、WEBデザインの勉強から始め、創業時からネバーマイルの手伝いを行う。2023年正式入社。現在は、システム開発におけるUI/UX検討や、ネバーマイルのデザイン制作物の作成・広報・総務など幅広く業務を担当。

決め手は「知らない世界を知るチャンス」

―前職ではどのような仕事をされていましたか?

新卒入社の会社は大手の家具チェーンで、初期は店舗にて個人宅のインテリア提案を行なっていましたが、大きな空間を手掛けたいと思い、資格取得や研修など3年の努力を経て、法人向けの空間提案の部署に移動し、空間デザインにやりがいを持って働いていました。

念願の部署に着任して5年間やっていく中で、最初は数十万の小規模な提案から始まり、億単位の提案まで任されるようになってきました。建築士の資格まで取り、常に新しい提案をするために挑戦の連続でしたが、ある一定の期間を超えた中で、ここでの成長の機会が少なくなってきたように感じ始めたんです。

その中でコロナ禍になり、空間デザインの提案がストップしてしまいました。ここで自分のできることの幅を広げていかないと人生の選択肢が狭まってしまいます。私は常に自分の人生は自分でつかみ取れるような生き方をしたいと思っていたので、デザインの幅を広げるべく自部署内のHP作業やバナー作りなどを行うことから始め、体系的に勉強しようとWEBデザインの勉強を行ないました。これが、のちのネバーマイルへの入社につながりました。

―どのようにしてネバーマイルを知ったのですか。

元々、深作が起業する前から前職で知り合いになっていたんです。部署は違うけれども私の仕事に興味を持ってくれており、定期的に話す機会がありました。深作は外部の会社からプロジェクト推進のために参加していて、そこから物流部門のITのトップになっていく中で、さまざまな挑戦をしている姿を間近で見てきました。そしてその過程で、組織運営のことや、ITで変化を起こしたいこと、世界の未来像などについても話を聞いていて。その世界は私にとっても面白いものに見えて、何か手伝うチャンスがあるといいなと思っていました。

そのような出会いとコロナ禍が重なり、WEBデザインのスキルをつければ、役にたつ機会があるかもと思い勉強を進めていました。そこから創業時のロゴを作成させていただいたり、デザインに限らず営業のお手伝いなどを始めたんです。いつも依頼をいただく時は、自分にできるだろうかという気持ちと期待に応えたいという気持ちでひとつずつ対応していき、創業して3年で入社することになりました。

―大きなキャリアチェンジの転職を決意した理由を教えてください。

知らない世界を知るチャンス。そう思ったことが決め手でした。そもそも私は直感に従って行動し、選択したものを何が何でも正解にするという考えなので、お誘いいただいたことのチャンスは大事にしたく、あまり大きな決意というほどでもありませんでした。

私は3人目の社員でしたが、先に入社した2人とは違いシステムに関しての知見も経験値もなく、今ほどソフトウェアの力で世の中を変えていくということが会社の中でも明文化されていませんでした。だから深作の元でとにかく何でもやろう、会社を成長させることの一助になれたらよいなと思っていましたね。自分には想像できない領域で挑戦し続けている人の近くで、何かしら役に立てたら面白い世界が待っているだろう、「圧倒的にすごい人が見ている世界を、自分も見たい」と思い、入社を決めました。

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「デザイナー」の肩書におさまらないほどの経験を得られる

―現在の業務内容を教えてください。

デザイナーという肩書きでよいのか?と思うくらい、いろいろな仕事をやらせてもらっています。採用・広報・総務の仕事も行いながら、デザイナーとしてネバーマイルが打ち出していくものの一貫性を保ち、ネバーマイルらしさを社内外で感じてもらえるような成果物を作っていきたいと思っています。

デザインの仕事はどうかというと、これまで、WEBデザイン・空間デザインはやってきたものの、入社してから感じるのは、いかにバックエンドの知識があることが大切かということ。表層だけでなくどのようにシステムが動いているかを理解した上で制作をできる必要があると感じています。

そもそもUI/UXもお客さまの業務シーンをイメージして作る必要があります。ネバーマイルでは業務を理解するために、複雑な業務を整理して資料化しお客さまとの対話を重ねたり、現場に赴いたりと、曖昧さを残さず事実を確認します。だから、ただデザインツールを使えるだけでは全然歯が立たないので、勉強の連続です。「できないことができるようになりたい」というのが私のベースにあるので、まずは自分で理解して前に進みたいと奮闘する毎日です。

「もう少し頑張るともっと良くなる」ということを続けて今日より明日、今よりは1年後、できることが増えた自分と会社を見ることが目標です。

―入社1年強が経ち“できること”は増えましたか? 

できることが増えたという感覚はないですね。「できた」と思うこと自体がおごりのようなもので、もっとこうすればよかったのではないか、次はもっとよくしたいと思える環境にいられるのはありがたいことです。もう1回同じチャンスがあればと思うこと自体が、全力を尽くせていない気もします。「チャンスの神様は前髪しかない」という言葉もありますので、初めての機会に対しては常にベストを尽くせるようにしたいと思っています。「できた」はないけど「やり切った」と言えるように仕事に向き合っていたいです。

一方で、新たな視点を得られたりと学ぶことがとても多く、1年間挑戦の連続でした。ソフトウェア構築の案件で、要件定義から参加して資料や画面デザインを作ったり、自社サービスのLPを作ったり、オフィスの選定から移転までを行なったり、展示会に出展してブースやパンフレットなどのデザインを一式やったりとたった1年でも数えきれないたくさんの機会をもらいました。次々とやることがあり、あれもやりたいこれももっとよくしたいと思える環境に身をおけることは幸せなことだと思いますし、仕事を作ってくれる深作には本当に感謝です。今後は与えられるチャンスだけでなくて、自分が作り出す側にならないといけないことが課題です。

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厳しい環境だけど頑張れる理由がある

―「これはネバーマイルならではだ」という点を挙げるとしたら、どんなことでしょうか。

徹底的にやることを求められることですね。曖昧な箇所は必ず、データや数字、事実を根拠にしないと納得されません。社内でOKが出ないとGOが出ないので正確な情報を集め、余分な情報は削ぎ落として、相手が理解しやすい状態に資料も話す内容も整えることが必要です。

あとは仕事への姿勢でいうと評論家にならないよう自ら手を動かし、頭を使い、常に品質の高い一定のパフォーマンスを出し続け、謙虚に礼儀正しく余裕を持って振る舞うこと…。あげたらキリがなくなってきましたが、求められるレベルを目指して徹底的にやり抜くのは、ネバーマイルらしさを作っていくという意味では大事なことだと感じます。私も全然徹底しきれていないと感じているので頑張ります。

―厳しくても頑張れているのはなぜだと思いますか? 

一言で表すのは難しいですね。例えば深作の指摘は「ほんとうによく見ているな」と感じるくらい細かいものも多いです。創業期に近い今だからこそ細かく指摘してもらえるチャンスが多いのかもしれません。人としてビジネスマンとしての基本に通じるポイントも多く、厳しい内容であっても指摘をもらえることは、自分の可能性を信じてもらえていることでもあるので、とてもありがたいことだと思います。

それから、会社が大きくなっているという実感と、これからももっと大きくなるという信頼感も、頑張れる理由の1つかもしれません。とくに有言実行の深作と、CTOの桑原の高い技術力や柔軟な姿勢で確実に物事を成し遂げる姿には、凸と凹がうまく重なった強いパートナーシップを感じます。ネバーマイルに関わる人が増え、仕事が増えるほどに、着実に会社は大きくなっていく。リリースしたシステムが増えたり、会社の仕組みが増えていくほど実感します。その過程に関われるのは、すごく貴重で楽しいですね。

―ネバーマイルの課題と思う点はありますか? 

スタートアップならではかもしれませんが、変化のスピードが速いのも私たちの特徴です。 それは懸念やリスクにいち早く気づき、より良い方向へ軌道修正しているからこそ。その変化に柔軟に対応しながら、自分に何ができるかを考え行動することが求められます。そんな変化の速さにメンバー全員がくらいついているのも、ネバーマイルらしさのひとつです。

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すぐにはやってこない成功に向けた努力と根性

―会社が大きくなると人が増えますね。どのような人と一緒に働きたいですか?

ネバーマイルは世の中の役に立つ会社を目指しています。世の中の役に立ち続けるためには、継続的な企業努力が必要です。何よりお客さまに「役に立つ」と価値を感じてもらえるよう業務の範囲や深度、規模を広げていかなくてはいけません。そんなネバーマイルを理解しつつ、同時に自分の理想も掲げながら頑張れる人がいいですね。

また、“成功”はすぐやってくるものではないので、努力と根性も大切。最初からスーパーマンになれるわけではないので地道にやり続けることで、遠く高みにいけると信じて、前向きに一緒に頑張りたいです。

―これからの目標を教えてください。

ネバーマイル、もとい深作の理想や、描いている世界は、多くの人をワクワクさせるものだと思っています。代表の深作が直接それを語る言葉を聞ける環境はとても貴重です。

ただ、会社の規模が大きくなるにつれ、全員がその機会を今と同じように得られるとは限りません。これからの私の役割のひとつは、新しいメンバーに、深作の考えを正しく伝えることでもありますね。社内外問わずネバーマイルの魅力や強みをこれまで以上に世の中に届けたいです。

それは広報という仕事かもしれませんし、デザインで伝えられるのかもしれません。いずれの方法をとるにしてもまずは、正しく代表の考えを理解し、言語化力を上げたり俯瞰力をつけたり表現のスキルを磨いたりと、ネバーマイルを伝える人間としての総合力を上げられるように研鑽していくつもりです。

あとはもちろん、ネバーマイルが創るソフトウェアの成果物に関しても、ネバーマイルの思想を反映した品質が高いものを作れるよう、自分のできること、知識の範囲を広げていき、世の中に貢献したいです。

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