Nasu Kenta

那須健太

開発完了はゴールではない。お客さまと共に運用を見据えた最適な設計を

プロフィール

常務執行役員

那須 健太
2025年入社

前職では約7年半にわたり、大手運送会社の業務システム構築において、要件定義から保守まで一貫して設計・伴走。ITアーキテクトとしての経験を積んだ後、2025年にネバーマイルへ。現在は常務執行役員としてソフトウェアデリバリー全体を統括している。

信頼できるメンバーと、意思決定が速い環境を求めて

―これまでの経歴と、ネバーマイルに入社した経緯を教えてください。

前職では約7年半、大手運送会社のチャーター(貸切輸送)業務を支えるシステムに携わっていました。システム全体の構造や技術選定を担うITアーキテクトとして、要件定義から開発・テスト、リリース後の保守までを一貫して担当し、お客さま先にチームで常駐しながら追加開発にも取り組んでいました。

非常にやりがいのある仕事でしたが、プロジェクトが大きくなるにつれて、社内調整などの業務が増え、自分自身が本当にやりたい開発や設計に集中しづらいと感じる部分もありました。次のキャリアを考える中で、代表の深作とは以前同じプロジェクトで一緒に働いた縁があり、ネバーマイルの創業時から声をかけてもらっていました。

その後も定期的に会う関係を続けておりましたが、深作への信頼感はずっと変わりませんでした。自分の状況やタイミングが整い、意思決定の速い環境で改めてチャレンジしたいと考え、入社を決めました。

―大企業からネバーマイルに移り、どのような違いを感じましたか?

やはり一番の違いは、意思決定の速さとコミュニケーションの密度、そして経営層との距離の近さです。階層が少なく、経営陣と直接やり取りしながら進められるため、物事がすぐに決まりますし、任せてもらえる裁量も大きいです。仮説を立てて試すサイクルもとても速いです。

一方で、役割の境界線はいい意味で曖昧です。設計だけ、PMだけと領域を分けるのではなく、自分から主体的に動く必要があります。そのため、私は自分が何を担当し、周囲とどう連携するのかといった「役割のすり合わせ」を常に意識するようにしています。

「開発の終わりは、運用の始まり」顧客視点のデータ設計

―仕事において最も重視していることは何ですか?

私たちが手がけるシステム開発において、「開発が終わった瞬間こそが、お客さまにとっての運用の始まりである」と意識することです。

システムが本番稼働した後に、データの活用や分析を行いたいというお客さまは多いのですが、その分析に耐えられる綺麗なデータが蓄積される構造は、最初の設計段階で作っておかなければなりません。そのため、運用のフェーズに入ってからお客さまが困らないよう、データの格納方法や例外的な業務フローへの対応をあらかじめ考慮した設計を心がけています。

―具体的にどういった点に気をつけて設計しているのでしょうか。

実際の業務現場では、どうしても例外的な運用が発生します。それらをはじめからデータ構造に織り込んでおくことで、後からデータを補正したり変換したりする無駄なコストを省くことができます。また、システムのエラーや動きを追えるログを標準化しておくことで、何か問題が起きたときの原因究明も速くなります。

目先の納品を急ぐだけでなく、長く使い続けられる「運用のしやすさ」をあらかじめ設計に盛り込んでおくことが、私たちの提供するシステムの強みだと考えています。

期待値のコントロールと、これからの組織づくり

―現在は大規模なプロジェクトのマネジメントも担当されていますね。

はい。現在は、会社としても非常に大きな規模となるプロジェクトのマネジメントを任されています。多くの関係者が関わるため、難易度は高いですが、全員が同じ方向を向けるよう「期待値のコントロール」を丁寧に行っています。

技術的な制約やスケジュールの制限がある中で、できないことを「できる」と曖昧に答えるのは誠実ではありません。逆に、ただ断るのではなく、今できる範囲での最適な形を提案することが重要です。段階的に確認できるマイルストーンを置き、実際の画面やシステムを見てもらいながら意見をいただくことで、お互いの認識にズレがない状態で進めています。

―チームマネジメントや今後の組織の課題についてはどうお考えですか?

プロジェクトの規模が大きくなると、自分一人ですべてを抱えることはできません。メンバーを信頼して仕事を任せ、何かあれば自分が責任を取るという姿勢で裁量を持ってもらうようにしています。それがメンバーの当事者意識や成長にも繋がると考えています。

同時に、これからの課題は次世代を担うリーダー層の育成です。会社の成長に伴って人が増えていく中で、メンバーが自発的に意見を出し合えるチームを作っていきたいです。

―今後の展望と、ネバーマイルへの入社を検討している方へのメッセージをお願いします。

目指すのは、「サプライチェーン領域のソフトウェア構築ならネバーマイル」と第一想起される存在になることです。

これだけ大きな裁量を持って仕事ができる機会は貴重であり、私自身も今の状況を成長の機会として向き合っています。役割を固定せず、事業やシステムの全体を見渡しながら設計・提案をしたいという方には、とても手応えがある仕事だと思います。

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