CEO MESSAGE

メッセージ
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2020年に創業したネバーマイル。これまで多くのお客さまに恵まれ、順調に成長を続けることができています。創業者であり代表取締役CEOの深作の言葉で、創業までの経緯や、ネバーマイルでこれから成し遂げたいことをお伝えします。

常に「難しいこと」を追い求め、選択してきた

私は難易度が高いものが好きです。これまで幸福度というよりは、常に難易度が高いものを求めて意思決定をしてきました。

2020年にネバーマイルを創業したときも、キャリアの選択肢において、より難しい方を自然と選んだと言えるかもしれません。会社員時代も順調にキャリアを積み重ねてはいましたが、だんだんと物足りなくなりました。だから夢を持ちたい、何かを形にすることをやってみたい、と感じるようになったことも動機のひとつです。

ビジネスでさまざまな経験を積み、いろいろな人と出会う中で、自分もいつかは当事者として会社経営に携わりたいと思うようになりました。起業は特別な決断ではなく、「その時が来たから起業した」という感覚に近いかもしれません。

チームで成果を出すことは、難しいから面白い

創業してから1年程度は、1人で企業のコンサルティングをやっていました。コンサルティングをやっていれば、比較的容易に売上は立ちます。しかし徐々に、簡単に稼ぐよりも、「本質的な経営の難しさ」に取り組みたいという思いが膨らんできました。そこでお客さまにより大きな価値をチームで提供する、そのための手段としてソフトウェア構築を選びました。

個人ではなくチームで成果を出す方が面白いし、好きだということにも改めて気づきました。複数の力を合わせれば、1人では到達できない「遠く」へ行くことができます。100メートル走なら個人の力量で結果を出せますが、100キロ走ではチームの力が不可欠です。

チームで取り組み、その結果として生まれる売上は、数字以上の価値をもたらす「良い売上」だと捉えています。
そのプロセスで培われた経験が、組織のスキルとしてストックされていくからです。
今後もそのための組織力の向上にこだわり、力を入れていくつもりです。

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合理的な難しさが、事業を成長させる

会社の方針や事業展開を決める上でも「難易度」をひとつの指針にしています。「これをやれば確実に成功するだろう」という選択肢ではなく、「簡単な方と難易度の高い方があった場合、難易度の高い方を選択する」という考えでいます。

これは会社経営の視点においては、実は合理的な選択でもあります。なぜなら難しい方を選ぶ方が、競合が少ないからです。スタート地点の難易度が高いからこそ、そこを越えれば、その先へと道を進みやすくなります。

ネバーマイルで初めてソフトウェア構築に着手したとき、社員は私を含めてわずか2名でした。一般的には、その規模ではソフトウェア構築はやりません。しかし普通はできないと思われていることに勝ち筋を見いだせれば、必ず事業は伸びます。ネバーマイルの場合は、少人数で大規模な案件を手がけられる技術力・スピード・コストの優位性を武器に、事業を成長させています。

「難しいこと」がもたらすモチベーションと成長

今後も、従来は大企業が行ってきた高難度・大規模のプロジェクトに、積極的に着手していく予定です。さらには、大企業が組織の制約や意思決定の複雑さなどから実現できていないことを、ネバーマイルがやっていきたい。

一方で、少数精鋭でのソフトウェア構築にはスピード感や柔軟性といったメリットがありますが、規模が大きな会社にしか得られないチャンスというものが、現実には存在します。そのため採用を強化し、組織の規模を拡大することを、重要な経営課題として位置づけています。ネバーマイルが担うプロジェクトの領域や規模を広げることで、社員の成長機会を増やし、組織力の強化にもつなげていきます。

社員がモチベーション高く取り組み、成長を得られる仕事をつくることは、私が大切にしていることのひとつです。お客さまと直接コミュニケーションができないことや、決められたことだけをやることは、ネバーマイルにとっては本望ではありません。したがってSESや下請けなどの「仕様通りに作るだけ」の仕事を選択しません。お客さまごとに異なる課題を解決するために、ネバーマイルが独自で技術や手法を選び、システムを構築する。その知見を積み上げているから業界を横断してサービスを提供でき、メンバーが多様な学びを得られます。

ソフトウェア構築の全体に責任を持つことで、一人ひとりのメンバーが創造性を発揮しながら成長できます。そうやってこそ、自分たちもお客さまも「本当に良い」と思えるものを作れるのだと考えています。

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「ネバーマイルが不要」な世界に向かって

組織をつくる上で大切にしていることは、社員が伸び伸びと個性を発揮すること。多様な力が集まる方が組織の強度が増すからです。これから入社される方には、ネバーマイルという新たな環境で自発的にアンラーンしながらも、積極的にこれまでの経験を逆輸入してほしい、という期待を持っています。

今後はグローバルへの展開も視野に入れています。その第一歩として、ベトナムに法人を立ち上げているところです。

さまざまなチャレンジのゴールとして、最終的には「ネバーマイルがいらない世界」に到達するのが夢ですね。現在は、私たちは企業に代わってシステムを構築していますが、例えば企業自身が必要なシステムをすぐに生成できるようになれば、もっと便利ですよね。システムが誰かに頼んで作ってもらうような特別なものではなくなる。システムがもっと世の中に浸透し、企業活動やマーケットの中に当たり前に存在していて、経済を動かすエンジンの一部になっている。そんな世界です。

この実現は、とても難易度が高いことかもしれません。しかし将来的には、ソフトウェア構築の枠を飛び越えて、そんな世界を実現するためのより大きな役割を担えるようになりたいと考えています。その世界の先には、歩むべき新たな道が現れるでしょう。そうやって常に未来へと進み続けられる企業へと、ネバーマイルを成長させていきます。

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創業者プロフィール

代表取締役CEO

深作康太

株式会社近鉄エクスプレスでグローバスシステム開発〜運用に携わった後に、フューチャーアーキテクト株式会社で物流関連を中心に戦略策定〜システム導入までを幅広く担当。2017年から株式会社ホームロジスティクスのCIOに就任。ニトリグループ物流領域の全面デジタル化およびオートメーションのプロジェクトを推進。同時に新規事業の立ち上げを牽引し、外部企業との物流の協業や、DX領域の最適化を担当する。2020年にネバーマイル創業。

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ネバーマイルの創業者/代表取締役CEOとメンバーが組織・仕事・キャリアについて語り合いました。

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